AIGLE（エーグル）、ゴアテックスのコート

今日は朝からしっとりとした雨が降っています。今週は西のほうから梅雨入りの地域が増えてきているようです。今週始めから一気に夏が来たかのような暑さが続きましたが、今日は少しひんやりした空気が漂っています。湿気があるので、外を歩けば蒸し暑くなるのかもしれませんが。

先日、AIGLEの渋谷本店に行ったとき、レインブーツ以外にも気になったものがありました。それは、GORE-TEX（ゴアテックス）のコート。カタチはトレンチとステンカラーの二種類で、カラーのバリエーションは6色。ベージュ、紺などの定番カラーはもちろんのこと、オフホワイト、イエロー、ピンク、パープルとキレイな色も揃っていました。

ゴアテックスは防水性にも透湿性にも優れています。雨で体を濡らさない、なおかつ内にこもった汗による水蒸気はウェアの外にすばやく放出するという高スペックな素材です。ゴアテックスの生地感はとてもしっかりしています。いっけん、ムシムシしてくる梅雨の時期には暑いかなと思うかもしれません。でも、AIGLEはアウトドアブランドです。気候が変化しやすい自然環境でも快適に過ごせるウェア作りは得意分野。そんなAIGLEのコートなら、雨の降る通りは少し肌寒く、でも満員電車に乗ったとたん蒸して暑い・・・・・・そんな都会のコンクリートジャングルにも最適なコートとなるのでは？　

さらに、ゴアテックスは防風性にも優れていますから、春とはいえ気温が低い3月から4月、ウールのコートには早い晩秋の頃にも活躍の場があることでしょう。また、空模様が不安な日のテーマ―パークで着るアウターとしても最適。先日、シンデレラ城を使ったプロジェクションマッピング「ワンス・アポン・ア・タイム」を鑑賞するために東京ディズニーランドに出かけました。私が行ったのは金曜の夜でしたが、前日の5/29から始まったばかりということで、パーク内はとても混んでいました。ショーのスタート初日は悪天候のなか、つめかけた大勢が鑑賞したそうです。「ワンス・アポン・ア・タイム」は、抽選で鑑賞シートに当たった人以外は、基本的に立ち見。後ろで鑑賞する人の邪魔になりますから、雨が降っても傘はさせないでしょう。そんなとき、ゴアテックスのコートを着て、フードをかぶっていれば体を冷やさずに済みます。旅行好きな人にはオススメです。1枚持って出かければ、旅先で雨に降られても心強い味方となることでしょう。しかも、3シーズン着回せて価格が４万円台というのはとてもリーズナブル。

オフホワイトのトレンチ。ボタンの色とのコントラストがはっきりしているのですっきりして見えます。オフホワイトは汚れやすいけれど、顔色が明るく見えるのでアラフォーの味方。裏地はサーモンピンク。

ノーマルな色味のベージュ。やっぱりこのカラーは便利です。裏地はグリーン。

からし色という感じのイエロー。おさえた色味なので合わせやすいです。裏地は水色。この色合わせ、お洒落です。

濃い目のサーモンピンク。イエローベースの肌の人が着たら、肌の色も美しく見えそう。大人が着ても落ち着くピンク。こちらは裏地もピンクです。

パープルとブルーの中間のようなスミレ色。私が一番惹かれたのはこのカラー。私の肌は、どちらかというとブルーベースなので、ブルーがかった紫系の色は、肌のくすみをとばし白く見せてくれます。この写真だと見えにくいですが、裏地はサーモンピンク。チラッと見えるピンクが明るさを添えてくれます。

いつでもどこでも安全安心なネイビー。カラフルな傘や長靴が好きな人は、定番のネイビーを選んでおくのが正解かもしれません。今年のリバティレインブーツと合わせたら絶対に可愛い。

AIGLEのコート、ステンカラーも素敵でした。普段、コートというとトレンチを選びがちな私です。ステンカラーは、フロント部分に変化がないので、なんとなく地味に見えてしまうような気がして敬遠していましたが、このステンカラーはシルエットがすっきりしていて、そういう野暮ったさがまったくありません。丈は少しトレンチより長めですが、スカートにもパンツにも合うちょうどよい丈でした（私は156㎝）。ウエスト高めの位置にベルトがついているので、キュッと前で絞れば、足長効果も期待できます。ベルトを後ろで結べば、よりすっきりとしたシルエットに。ボタンを上までしめたときの衿の立ち方もキレイです。

オフホワイトのステンカラー。カジュアルだけど、どこか上品。