雨の日の定番、HUNTERのレインブーツ
今年は梅雨入りが例年より遅くなりそうという予報です。
でも油断しているとあっという間に梅雨入りして、ある朝、雨の中履いていく靴に困ったりするかもしれません。
傘の上でボタボタと音がするような雨が降っている日、一日中雨が降り続きそうな日は、長靴を履いて出かけるのが正解です。長靴というものがお洒落なファッションとして認知されるようになったのは、ここ数年のことのような気がします。それ以前、私は雨が降ると、ダメになっても諦めのつく少し古い靴を履いていました。しみになりにくいという理由でエナメルの靴を履いていた時期もあります。でも、雨の中を歩いていれば、徐々に水が染みてくるのは同じこと。通勤中に濡れた靴のまま、仕事をする午前中は、本当に不快な一日の始まりでした。
それが10年ぐらい前から、ちらほらロングのレインシューズが見かけられるようになりました。私が長靴に飛びついたのは言うまでもありません。初めて長靴を買ったのが9年ぐらい前。Tamara Henriques(タマラエンリケ)というブランドのショートブーツを買って雨の日ファッションに目覚めました。
↓トワル・ド・ジュイというフランスの伝統的な生地デザインを思わせるプリントがスイートなタマラエンリケのレインブーツ。
でも普段よく履くのは5年ぐらい前に買ったHUNTER(ハンター)のレインブーツ。
無地のレインブーツは、どんなファッションにも合わせやすいです。ハンターのレインブーツは、足首が少し細くなっているので、少し足入れしにくい点もあるのですが、履いたときのシルエットがほっそりしているのでカジュアルなのに、どことなく上品です。細身のデニムならブーツインして履くことも可能。私の選んだカラーはAUBERGINE(紫)。AUBERGINEを辞書で引いたら茄子と出てきました。まさに茄子のような色です。とても濃い色だけれど、落ち着いている。でも地味じゃないので、すごくお洒落に見える(と私は思っている)わけです。
↓スカートに合わせるとこんな感じ。
日本は四季のある国です。それはとても素晴らしいこと。もちろん、ジメジメする梅雨は、決して心地よい季節とは言えないでしょう。でも、梅雨の時期があるからこそ、夏の始まりをワクワクした気持ちで迎えられるのです。実際に猛暑が始まると、梅雨のほうがまだいいと思ったりもしますが・・・・・・。
大人になって季節の移り変わりをとても喜ばしいものと感じるようになりました。めぐる季節を感じるごとに、時間の流れを感じられるから。もちろん、それはまた一つ歳をとったという、なんとも言えない寂しさにもつながっているのですが、それでも一年ごとに変わる季節を楽しんで過ごしたいという気持ちが勝っています。だから、季節の準備はきちんとしておきたい。水たまりなどものともしない長靴があれば、しとしと降る雨は、忘れられない季節の記憶を残す恵みの雨となるかもしれません。
使えるベーシックカラーのロングブーツ。一足持っていて損はないでしょう。
カラーブロックモデルは個性的。まだあまり見かけないデザインなので、ちょっと自慢できそう。
ショートブーツは、少しロングのスカートに合わせてもキュート。ロングブーツより足入れはスムーズ。
ブーツを履くときに指をかけて引っぱるフィンガープルループのついたデザインも。
最後に・・・・・・ハンターのブーツにはお手入れが必要です。放置していると
白っぽく変色してしまいます。ハンター専用のブーツバッファーを使うとキレイになります。
ただし、ハンター専用の艶出しスプレーは少々お値段が高め。それで私は、「HUNTER」「白くなる」「お手入れ」等でググって調べてみました。
その結果、タイヤなどの艶出し剤が代用できると知り、こちらを使ってます。