Guy de jean(ギドジャン)のうさぎ傘
今日も相変わらず雨が降ったりやんだり。
昔、「雨が降るとよく眠れる」という人がいましたが本当でしょうか。私に関していえば、いつでもよく眠れる性質なので、人の眠りに天候の変化が左右するかどうかよくわかりません。でも、雨の日は仕事がはかどるということはあります。お天気がよいと落ち着かなくて、隙あらば外出する理由を考えてしまうのですが、雨の日は机の前に腰を落ち着けることができるのです。
逆に雨の日に出かけなければならないときは困ります。腰が重くて大切な用事をズルズル後回しにしているうち外出が遅れてしまったりするわけです。そういうことをなくすよう、大好きな傘やレインシューズを揃えておこう。そうすれば、雨の日のフットワークも軽くなるはず、とつなげたいのでした。
今年、欲しいと思っている傘の一つに動物手元の傘があります。一番の候補になっているのが、フランスの傘ブランド、Guy de jean(ギドジャン)のうさぎ傘です。長傘と折りたたみ傘があるのですが、どちらにするかは決めていません。
ギドジャンは、フランスの真ん中あたりに位置するドンジーという土地にアトリエを持つ老舗の傘ブランド。オリジナリティがあってエレガントな傘が素敵です。
そのギドジャンのうさぎ傘は、手元に硬派で生真面目な感じのうさぎが!
↓こちらは長傘
ギドジャンの動物手元の傘は、シックなファッションを好む大人の女性の遊び心をさりげなく満たしてくれます。折りたたみ傘は晴雨兼用。じっくり実物を見たいと思って、ギドジャンの傘を扱っている二子玉川のLisette(リゼッタ)へ出かけてみました。
Lisette(リゼッタ)のウィンドウに飾られていた傘たち。リスはちょっとコワい
お店の人によれば、どしゃぶりの雨には適さないとのこと。ヨーロッパでは、日本の梅雨時のような雨はあまり降らないようで、イギリスの素敵な傘ブランド、FOX UMBRELLAS(フォックスアンブレラズ)の傘も、ショップで見ていると必ず店員さんは小雨専用と念押ししてきます。
実はリゼッタさんに行くまでは、長傘に心が傾いていました。でもお店の方から、UV加工がしてあるのは、折りたたみ傘のほうだけなので、雨天時にしか使えない(けれど雨量の多い日に使うのはNG)長傘より折りたたみ傘がオススメです、と言われてなるほどそれもそうだと折りたたみ傘へと進路変更。日傘メインの折りたたみ傘になることを想定するなら、あひるよりうさぎのほうが日傘っぽいかなという、ほわっとしたイメージでうさぎに決定しました。
本当は、雨の日でもある程度使えるなら長傘にしたかったのです。というのは、以前から傘を失くさないためには、個性的な傘を選ぶべきなんじゃないかと考えていたから。うっかり雨の日に長傘を電車に置き忘れたりすると、降りてすぐに気づいて鉄道会社に問い合わせても出てこないことがほとんど。また、よくある色の傘だと、レストランの入口の傘立てから自分のものと間違って持って行ってしまう人がいます。「間違って」というのは好意的な解釈です。そういう場合、お店の人に連絡先を渡しておいても、間違って持って行った人に返してもらった経験がないからです。
でも、電車に取り残されたのが・・・
彼だったり・・・
彼女だったりしたら!
村一番の長老であるフクロウとかエジプト時代から生きている猫という雰囲気の彼らが傘の手元についていたら、その場に持ち主がいなかったからといって、彼らを連れ帰るという気になる人は少ないのではないかって思うんです。しかし傘泥棒の抑止力にはなっても、雨の侵攻には弱いとなると開きかけたお財布も閉まります。
↓それでも、ふくろう、猫、アヒルの長傘に興味のある方はこちらへ。詳しく紹介されています。
我が家に連れ帰ってきたうさぎです。あひるとうさぎで迷う私に、お店の人は「うさぎなら、耳をテーブルにかけることもできます!(でも、そっとね)」と教えてくださいましたので、さっそくテーブルにかけてみました。折りたたみ傘、レストランやカフェでも椅子の背にかけたりすると、そのまま忘れてしまったりするけど、テーブルの上にこの方がいたら、忘れようがないですね。さっそく持って出かけたい。果たして「晴雨兼用だけど、雨の日は使用に気をつけて!」という傘がどれほど雨に弱いのか、身を持って経験してみようと思います。
↓Lisette(リゼッタ)にはオンラインショップもあります。
[エンベロープオンラインショップ] Guy de Jean 傘 Lisette New